ごあいさつ
今日では、医療機器等の開発は国家戦略の一つとして最も注目される産業となり、既存事業者の成長のみならず、新規企業の参入が行政主導の下、様々な形で積極的に実施されています。
一方で、当該分野は生命に関わる責任の大きさや法規制等による特殊性から、「とても難しいこと」と敬遠されがちでした。そしてそのイメージは払拭されつつある現在においても、そのイメージを引きずったままの新規参入が多く、行政等の支援を受けて開発に着手しても、製造から流通までつなげることが難しく、結局は上市(後)でつまずく事例が多く見られます。特に資源の限られた中小・ものづくり企業にとってはこういった失敗事例が大きな痛手となります。
こうした中、私達は、「医療技術(MedTech)のLink」をキーワードに、ニーズとマーケット調査に基づいた、確かな目利きを持った医療機器等開発に関する専門家集団が、流通経路を確保した「開発すべき医療機器」を提案することで、既存の産業構造を覆す新しいエコシステムを確立し、日本の医療機器等産業に新たな価値を創造します。
代表者ご紹介
植村 宗則 (Munenori UEMURA, Ph.D.)
一般社団法人Medtech Links 代表理事
神戸大学大学院 医学研究科 特命講師
工学部を卒業後、医学系大学院にて医学博士を取得。
九州大学にて内視鏡外科手術を中心とした医工学研究、医療機器開発に従事。
2016年から2018年までAMEDにて医療機器開発に関する国家プロジェクトを立案に携わった。
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